2011年03月31日
原発で思ったことが結構ある。
原発で思ったことが結構ある。
対応に関して3つ
何故ここまで悪化したのか
何故他国の技術支援を受け入れ無かったのか
26日に耐用期間を過ぎるのに廃炉をすぐに決定できなかったのか
システム的な事で1つ
・原発、つまり国民的エネルギーソースを巡る議論の封殺とそれを黙認してきた世論が今さら騒ぐ理由・・・というか一過性のものにしないためには
まず対応に関して言えば、ここまで悪化した理由として、原発の不調が分かった直後、専門家による危機管理チームの編成が無かった。これにより出されていたサインが見逃され、消防車による注水というなりふり構わぬ対応となり、かえって事態を悪化させた可能性も否定はできない。
そして、初期にアメリカが申し出た技術者支援、彼らはスリーマイルを研究した原発事故に関する専門家であり、アメリカ本土から機材と人員を十分に確保できていた。しかし、日本政府と東電はアメリカの提示したプランが廃炉を前提にしたものであったため、夏の電力需要を理由にそれを拒否。注水などの応急的措置を継続。後手後手な対応が目立つ。
そして、1番疑問なのは、3月26日に耐用年数の限界であった福島原発、にも関わらず何故廃炉を決定できなかったのか。私はこの事故が東京電力の指揮系統と情報伝達系統整備の怠慢、及び日本政府との隠蔽体質が引き起こしたものであると思う。
さて、事後対応的愚痴はここまでにして、
今回の事故に至るまでの原発を巡る議論
ちょっとこれを見てみたい。
そもそも日本のような国土が狭く、外部からエネルギーを輸入するのが大変な国は火力発電の効率が悪い、貴重な燃料は食うし、汚いしで。
ってわけでコンパクトで高火力な原発が候補に挙がった。幸い日本の技術力は高く、原発を自国で生産し、安全に運用(データの改ざんかもだけど)する事が可能だったため、国内に原発を設置。最初は放射能や原発の危険性がわかんなかったので、そこまで強烈な反対運動はなかtった。しかし、チェルノブイリを機に、原発の危険性が認識され、原発を新設しようとすると猛烈な反対運動がおきる。
まぁ、結論としては反対してるのは金をやるから黙れっていうやり方をした訳だ。沖縄みたいだね。
さあ、原発の発電する電力にあやかって、くる夏くる夏涼しく過ごしてた国民の皆さま、原発の事などつゆ知らず。かくいう俺もその一人、「クーラーは文明の利器(キリッ」って感じだった。
それに原発無くなると今の生活ができんから、福島県民悪いけど我慢してくれって感じだった。(あれ?沖縄とデジャヴ)
で、今回の事故、にわかに原発廃止論が持ち上がる。今まで気にしたことなどなかったが、吹っ飛んだし、あぶねーし、放射能やべーしでやっぱいらね!!ってなった。
ちょっと待とう。
いや、確かに危ないし、俺だって原発ほしくない。他に同等のエネルギー源があるなら。
エコ発電の方が安いとまことしやかに言われてる。もしかすると本当かもしれない。でも根拠ないし、そんなにエコが良ければとっくに実装されてる。
発想はあっても可能にする技術の熟成が追いついていない。というのが現状だろう。
原発を廃止しようと言うのは簡単だけど、他国の押しつけっていうのも簡単だけど、実際にやるのはまた別の問題。
廃止を訴えるなら、それなりの覚悟と犠牲を払ってでも遂行する意思が必要だ。
長くなったけど、要点ぐしゃぐしゃだけど、こんな感じに思った。。
残念だけど、今回の事故が経済的に大ダメージを与えるのは間違えないと思う。ただ、これを復興して、原発問題を含め、将来日本をどうするのか考えるが僕達若い世代のやることだと思う。
皆頑張っていこう。
対応に関して3つ
何故ここまで悪化したのか
何故他国の技術支援を受け入れ無かったのか
26日に耐用期間を過ぎるのに廃炉をすぐに決定できなかったのか
システム的な事で1つ
・原発、つまり国民的エネルギーソースを巡る議論の封殺とそれを黙認してきた世論が今さら騒ぐ理由・・・というか一過性のものにしないためには
まず対応に関して言えば、ここまで悪化した理由として、原発の不調が分かった直後、専門家による危機管理チームの編成が無かった。これにより出されていたサインが見逃され、消防車による注水というなりふり構わぬ対応となり、かえって事態を悪化させた可能性も否定はできない。
そして、初期にアメリカが申し出た技術者支援、彼らはスリーマイルを研究した原発事故に関する専門家であり、アメリカ本土から機材と人員を十分に確保できていた。しかし、日本政府と東電はアメリカの提示したプランが廃炉を前提にしたものであったため、夏の電力需要を理由にそれを拒否。注水などの応急的措置を継続。後手後手な対応が目立つ。
そして、1番疑問なのは、3月26日に耐用年数の限界であった福島原発、にも関わらず何故廃炉を決定できなかったのか。私はこの事故が東京電力の指揮系統と情報伝達系統整備の怠慢、及び日本政府との隠蔽体質が引き起こしたものであると思う。
さて、事後対応的愚痴はここまでにして、
今回の事故に至るまでの原発を巡る議論
ちょっとこれを見てみたい。
そもそも日本のような国土が狭く、外部からエネルギーを輸入するのが大変な国は火力発電の効率が悪い、貴重な燃料は食うし、汚いしで。
ってわけでコンパクトで高火力な原発が候補に挙がった。幸い日本の技術力は高く、原発を自国で生産し、安全に運用(データの改ざんかもだけど)する事が可能だったため、国内に原発を設置。最初は放射能や原発の危険性がわかんなかったので、そこまで強烈な反対運動はなかtった。しかし、チェルノブイリを機に、原発の危険性が認識され、原発を新設しようとすると猛烈な反対運動がおきる。
まぁ、結論としては反対してるのは金をやるから黙れっていうやり方をした訳だ。沖縄みたいだね。
さあ、原発の発電する電力にあやかって、くる夏くる夏涼しく過ごしてた国民の皆さま、原発の事などつゆ知らず。かくいう俺もその一人、「クーラーは文明の利器(キリッ」って感じだった。
それに原発無くなると今の生活ができんから、福島県民悪いけど我慢してくれって感じだった。(あれ?沖縄とデジャヴ)
で、今回の事故、にわかに原発廃止論が持ち上がる。今まで気にしたことなどなかったが、吹っ飛んだし、あぶねーし、放射能やべーしでやっぱいらね!!ってなった。
ちょっと待とう。
いや、確かに危ないし、俺だって原発ほしくない。他に同等のエネルギー源があるなら。
エコ発電の方が安いとまことしやかに言われてる。もしかすると本当かもしれない。でも根拠ないし、そんなにエコが良ければとっくに実装されてる。
発想はあっても可能にする技術の熟成が追いついていない。というのが現状だろう。
原発を廃止しようと言うのは簡単だけど、他国の押しつけっていうのも簡単だけど、実際にやるのはまた別の問題。
廃止を訴えるなら、それなりの覚悟と犠牲を払ってでも遂行する意思が必要だ。
長くなったけど、要点ぐしゃぐしゃだけど、こんな感じに思った。。
残念だけど、今回の事故が経済的に大ダメージを与えるのは間違えないと思う。ただ、これを復興して、原発問題を含め、将来日本をどうするのか考えるが僕達若い世代のやることだと思う。
皆頑張っていこう。
Posted by まとーん
at 01:03
│Comments(3)
ともだちしか、今の兄を助けられない!死なせないで。